看護学校に働きながら通う | 正看護師編

働きながら看護師になる場合、たいていが准看護師から

 

正看護師というステップになると思います。

 

 

ただ順調にいったとしても正看護師になるまで

 

10年以上かかります。

 

⇒参考ページ

 

 

また、働きながらなので収入は有りますが、

 

准看護師なるための学校の学費、

 

数年後の准看護師から正看護師になる学校(通信)の学費と、

 

コストもダブルでかかります。

 

 

 

そう考えると、働きながらでも、いきなり正看護師になる方が

 

合理的に感じますよね。

 

 

そこで正看護師の看護学校に働きながら通う方法を解説してみます。

 

 

看護師看護学校に働きながら通う方法

 

 

正看護師の看護学校は2種類有ります。

 

1.大学系の看護大学(4年制)

 

2.看護専門学校(3年制)

 

 

働きながら通う事を考えると、通学期間が短い

 

2番の3年制の看護専門学校に通う事になると思います。

 

 

さて、ここからが問題で、看護専門学校に定時制のような

 

夜、授業をやってる学校はありません。

 

 

看護専門学校によって若干違いが有りますが、

 

通常、月曜日から金曜日の朝から夕方までは、

 

びっしり授業及び実習があります。

 

 

この状況で働きながら看護専門学校に通うには、

 

学校が終わった夕方から夜と、授業のない土日、

 

夏休み冬休み春休みなどに大型休みという事になります。

 

 

なので、看護学校に働きながら通うには、

 

アルバイト的な働き方をしながら学校に通う事になります。

 

 

ただ、実習が始まると授業もかなりハードになっていき、

 

3年生になると国家資格勉強一色になり、

 

アルバイトでも働きながら通うのは難しくなってきます。

 

看護学校に働きながら通うには給与以外の収入源の確保が大事

 

なので3年間分とは言いませんが、1年間まるまる収入がなくても

 

暮らしていけるお金をあらかじめ用意しておくか、

 

お金が入ってくる仕組みを作っておく必要があります。

 

 

この仕組みについては、後ほど解説します。

 

 

その前に必要な費用を把握しておきましょう。

 

一般的な独身女性が1ヶ月に必要な費用は135000円です。

 

内訳は下記の表をご参照ください。

 

一般的な独身女性の1ヶ月の生活費

 

費用 金額 備考
家賃 50000円 1DK,1LDK想定です
食費 20000円 自炊想定です
水道光熱費 10000円 地域により変動あり
通信費 10000円 ネット、スマホ代など
雑費 20000円 洗剤や消耗品、衣服代など
交際費 10000円 飲み会など
交通費 10000円 通勤通学費
保険料 5000円 生命保険など
135000円

 

 

 

看護学校に通う3年分135000円を36ヶ月=4860000円があれば、

 

生活していける事になります。

 

 

あくまで平均的な金額ですが、

 

大づかみでも自分の生活費は把握しておきましょう。

 

 

参考例だと3年間で約500万円ですから、びっくりしそうですが、

 

アルバイトと奨学金を組み合わせていけば決して難しい額では有りません。

 

奨学金については日本学生支援機構などがありますので、

 

こちらを参考にしてみてください。

 

 

お金が入ってくる仕組み 教育訓練給付金

 

ハローワークで支給してもらえる教育訓練給付金をご存知ですか?

 

働く方の主体的な能力開発を応援する意味で

 

看護学校に支払った費用の一部を支給してもらえる制度です。

 

 

支給額には条件がいろいろありますが、

 

うまく制度を利用すると3年で最大148万円給付されます。

 

給付なので、奨学金(貸与型)のように返還しなくて良いお金です。

 

 

利用できる人は雇用保険をかけていた期間が

 

10年(初めて利用する場合は2年)など条件は有りますが、

 

制度を利用してみる価値は有りますよね。

 

 

お住まいのハローワークで取り扱っています。

 

この制度と、奨学金、そして、アルバイト代を利用することで

 

正看護師の看護学校に働きながら通う事は現実化できますよね。



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