看護学校小論文 | 書きだしで困ったら?

小論文を書くときに書きだしに困ったら

 

 

10文字から30文字くらいの1文を適当に作ってみましょう。

 

これができれば、小論文の8割できたと言っても良いんですよ。

 

 

では、どうやって1文作るか…ですが。

 

 

 

書きだしの1文の作り方

 

 

作り方は、『賛成』 『反対』を入れた文にするだけです。

 

 

『私は〇〇について賛成だ』みたいな文です。

 

 

『課題文型小論文』でも『テーマ提示型小論文』でも、注1

 

文やテーマから賛成か反対の問題を見つけて、

 

『私は〇〇について賛成だ』とします。

 

多少、強引でもOKです。

 

とにかく1文作ってみましょう。

 

 

賛成、反対が言えないテーマが課題の時は?

 

 

テーマによっては賛成反対言えないテーマがあると思います。

 

そういう時は、自分で作ってしまえば良いのです^^;

 

 

例えば『いのちの終わり方について』あなたの考えを述べなさい。

 

というテーマ提示型課題が出たとして…

 

 

このテーマだけだと賛成、反対は言えませんよね。

 

『私はいのちの終わり方について賛成だ』って変ですよね^^;

 

 

そんなときは…関連キーワードを見つけていきます。

 

 

例えば、いのちの終わり方…と言えば… → 自殺

 

    いのちの終わり方…と言えば… →安楽死

 

 

    いのちが終わる…と言えば…  →悲しい

 

    いのちが終わる…と言えば…  →寿命

 

 

とか、あなたが考える関連キーワードで良いので、

 

『いのちの終わり方』から関連するキーワードを

 

引っ張りだすのです。

 

 

『いのちの終わり方』だけで出せない時は、

 

『いのちが終わる』とか変形してみてもOKです。

 

同じように関連キーワードを引っ張りだします。

 

 

そして出てきたキーワードに対して、賛成反対の立場が取れる

 

キーワードを選んでいきます。

 

 

 

私は命の終わり方の一つにある自殺には反対(賛成)だ。

 

私は命の終わり方の一つにある安楽死は賛成(反対)だ。

 

 

 

と…こんな感じ。

 

 

 

多少、強引でも出ていた関連キーワードで、

 

『賛成』 『反対』を入れた10文字〜30文字くらいの1文を

 

作ってみます。

 

 

 

これが、これから作る小論文のあなたの『問題提起』

 

つまり小論文の『書きだし』となります。

 

 

『書きだし』の元となるキーワードを選ぶ時のポイント

 

 

『書きだし』の元となるキーワードを選ぶ時のポイントは

 

賛否5分5分くらいのキーワードにする事です。

 

 

賛成派、反対派が半分くらいのキーワードが

 

望ましいという事です。

 

 

例えば例題の『自殺は反対だ』は、読む人ほとんどが

 

自殺には『反対』と予測できるので、

 

小論文の書きだし(問題提起)には向きません。

 

 

 

でも『安楽死』なら賛否分かれるところです。

 

なので小論文の向きと言えます。

 

 

賛否5分5分のキーワードを選ぶ理由

 

 

では、なぜ賛否5分5分のキーワードを選ぶのか?ですが

 

 

読み手の『共感を得るため』なのです。

 

 

例えば・・・

 

 

私は命の終わり方の一つにある安楽死は賛成だ。

 

と、書きだした時・・・

 

 

 

 

読み手の共感を得るために、反対意見に理解を

 

しめす文を入れていくからです。

 

 

”たしかに安楽死は自殺のようなもので、

 

反対する意見があるのも分かる。”

 

 

とか

 

 

”安楽死は生きる事への逃げで、されるべきではない。

 

という意見があるのも分かる。”

 

 

など

 

 

1文目に主張した、自分の意見に反対する意見にも

 

しっかり理解を示す事で、読んでる人に共感を持って

 

もらいやすくなるためです。

 

 

なので、最初のキーワード選びは賛成派、反対派5分5分くらいの

 

関連キーワードにしておきましょう。

 

 

 

注1

 

課題文型小論文…国語の問題文のような長文が与えられ、
            その長文を読んで論じていく小論文。

 

テーマ提示型小論文…テーマが与えられそのテーマに対して
              書く小論文。



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