看護学校奨学金返済免除(北海道看護職員養成修学資金)
看護学校奨学金返済免除の奨学金
北海道看護職員養成修学資金について解説いたします。
正式名は・・・
北海道立看護学院等看護職員養成修学資金貸付金といいます。
月額32000円を、看護専門学校なら3年間、
大学なら4年と、申請した月数に応じて支払われます。
最初の年の申請は審査に2〜3ヶ月かかるので、
実際の支給は初年度のみ7月か8月から支払われる事になります。
貸付金 と有りますが、ある条件をのめば、
返還しなくても良くなる奨学金なのです。
返還免除の条件とは?
北海道立看護学院等看護職員養成修学資金貸付金の返済免除条件は
卒業後1年以内に看護師の国家資格の免許を取得する事と、
そのあと決められた施設に決められた期間従事する事となっています。
決められた施設とは?
1.病床が200床未満の病院。
2.精神病床が80%以上の病院。
3.診療所。※診療所とはベット数が19床以下医療機関
4.医療型障害児入所施設。
5.児童福祉法第6条の2の2第3項に基づき指定された下記3つの病院。
独立行政法人国立病院機構 帯広病院、
独立行政法人国立病院機構 旭川医療センター
独立行政法人国立病院機構 八雲病院
6.重度の知的障害者などを治療してる施設。
7.介護老人保健施設
以上が返済免除となる施設です。
これらの施設に、5年以上務めると、返済が不要になります。
逆に看護師の国家資格が取れなかったり、
上記の施設に勤めなかったりした場合は、
それぞれのケースで返済が必要になります。
返済が必要になるそれぞれのケース
看護師国家資格に落ちてしまった場合。
看護学校を卒業した翌年4月から返済していきます。
返済期間は奨学金を受けていた期間内で返済する事になります。
例えば看護専門学校に通っていた3年間、
奨学金を受けていて、看護師国家資格に落ちた場合、
翌年4月から3年間の間で奨学金を返済するという事です。
卒業後、指定された施設で働かなかった場合。
卒業した翌年から奨学金を受けていた期間内で返済する事になります。
とりあえず働いたが途中で辞めた場合。
退職した月の翌日から奨学金を受けていた
期間内で返済する事になります。
途中で辞めた場合は、それまで働いた期間を
考慮して減額されます。
減額額=働いていた月数÷(奨学金を受けていた月数×2.5)
北海道看護職員養成修学資金返済金に利息はつきません。
そう考えると、貸与型の奨学金だと思って、借りておいて、
ダメだった場合、返済していくと考えても良いかもしれませんね。
【スポンサーリンク】